* 銃声の残響 29 * (2006年 秋)


しかしこんなトイレを目の前にして
実は冷静になれない私は
ゆっくりと室内に足を踏み入れた。


混沌とした足元とは対照的に
上半分の空間は
とても静かに透き通っていて、
ウソみたいな青い光が
カメラのレンズ越しに伝わってくる。



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